SEOを無視したブログ論

【収益化の難敵】広告ブロックを使うユーザーの心理とは?

ブロガーやアフィリエイターの最大の敵の一つとして、広告ブロックがあります。

Chromeなどのブラウザに拡張機能として取り入れることで、ウェブサイトに表示されている広告を消してしまうことができます。

つまりサイト運営者にとっては、広告による収益化ができなくなるということです。

もし今後日本で広告ブロックが広まったときのために、今からどう対策すれば良いのかを知っておく必要があります。

そこで今回は、広告ブロックを使うユーザーの心理についてお話したいと思います。

広告ブロックを使うユーザーの心理とは?

 
日本ではまだ馴染みの薄い広告ブロックですが、これが広まったら大変なことになってしまいます。

おそらくですが、最初からブラウザに付いている機能ではないため、

日本人は広告ブロックの存在をあまり知らないのではないかとボクは思っています。

ところが世界に目を向けていると、広告ブロックの導入はどんどん進んでいるようです。

2019年3月に『GlobalWebIndex』から発表されたレポートによると、

世界中の47%の人が広告をブロックしています。

広告をサポートしている企業は、自社の収益に対するテクノロジーの影響を恐れている状況です。

ではなぜユーザーは広告をブロックしようとするのでしょうか?

『Visualobjects.com』は、ネットで閲覧するときに広告ブロックを使用する500人のアメリカ人に調査を行いました。

今回はその中の調査結果から気になるものをいくつかピックアップしてご紹介します。
 

調査結果1

広告ブロックを使用しているユーザーの60%は、ブロックが適用されないホワイトリストを作っている

調査結果2

ホワイトリストを作っている28%の人が、広告ブロックによる影響でページが読み込めなかったために無効としている

調査結果3

広告ブロックを使っているユーザーの35%は、広告がなくなるプレミアム料金を支払うことはないと回答

これらの結果からわかることを説明していきます。

全ての広告を削除しているわけではないという事実

 

調査結果1:広告ブロックを使用しているユーザーの60%は、ブロックが適用されないホワイトリストを作っている

広告ブロックを使用すると、基本的に全ての閲覧するウェブサイトで広告の表示がなくなります。

しかし自分で特定のウェブサイトのURLを設定することで、広告ブロックの機能を解除することができるようになります。

このURLのリストのことをホワイトリストと言います。

つまりユーザーは全ての広告をブロックしたいわけではなく、

広告がコンテンツの閲覧にあまりにも邪魔になるときにはブロックを選択するということです。

ただし30%の人はホワイトリストを作っていないということなので、全員がそうとは言えないようです。

実際『GlobalWebIndex』のレポートによると、

ユーザーが広告をブロックする理由として最も多い理由は以下のように挙げられています。

▶広告が多すぎる:48%
▶迷惑な広告や不適切な広告:47%
▶広告が邪魔になりすぎる:44%
▶広告にウイルスやバグが含まれている:38%
▶広告に個人情報を知られたくない:22%

ブログとかでもよほど収益化をしたいのか、ベタベタ広告が貼られているサイトも見受けられます。

こうなってくるとユーザーは広告ブロックの対象として、そのサイトを見てしまうことになるようです。

やむを得ず広告ブロックを無効にすることもある

 

調査結果2:ホワイトリストを作っている28%の人が、広告ブロックによる影響でページが読み込めなかったために無効としている

以前ボクはChromeに『AdBlock Plus』を拡張機能として入れていたことがありました。

しかし今は広告ブロックをやめている理由は、一部サイトで別の拡張機能が動かないことがあったからです。

調査結果2は、ユーザーはどうしても見たいコンテンツがそのウェブサイトにあった場合、

広告ブロックによって閲覧の支障がきたされることがあったときには、

ホワイトリストにそのサイトを入れているということが示されています。

広告ブロックと戦うことは良い方法ではない

ユーザーがホワイトリストを作っているからと言って、

安易に自分のサイトもそのリストに加えてもらえるとは思わない方が良いかもしれません。

日本だとまだ少ないですが、アメリカなどではときどき、

広告ブロックを解除しないと入れないようなウェブサイトも存在しています。

このような方法は、ホワイトリストを作って無効にする28%の人には有効かもしれませんが、『Clutch』の調査によると、

63%の人は永遠にそのウェブサイトを訪れないというデータも出ています。

つまり広告ブロックを行っている人と戦うことは、

長期的に見ると、ユーザーを遠ざける可能性があるということです。

そのサイトによほど魅力的なコンテンツがあれば良いかもしれません。

しかし大半の場合には、ユーザーはそのウェブサイトに入れないとわかればあきらめてしまうようです。

有料オプションの支払いにはあまり期待できない

 

調査結果3:広告ブロックを使っているユーザーの35%は、広告がなくなるプレミアム料金を支払うことはないと回答

『広告が邪魔なのであれば、有料のプレミアム会員になって広告を取り除きましょう』

このような有料オプションのサービスがYouTubeをはじめとして、様々なサイトで行われています。

ところが調査結果では、ユーザーの35%はプレミアム料金を支払うことはないと回答しています。

しかし一方で、40%は支払う可能性があると答えており、どちらでもないは24%です。

source:visualobjects.com

これは何を表しているのかというと、

コストが安い、もしくは価値に見合うものであればユーザーはお金を支払う可能性があるということです。

最近ではオンラインサロンなどの月額制サービスがとても流行っています。

しかしこれらと同じように、コンテンツの価値が低い場合にはユーザーからお金を受け取るのは厳しいと言えるかもしれません。

そのため今後ブログやサイトはますますコンテンツの質が重要になってくると言っても過言ではありません。

まとめ

 
現在日本ではそれほど広告ブロックが使われていませんが、将来的には日本でも広まる可能性があります。

今回の調査結果からわかることは、広告が邪魔なコンテンツは淘汰される運命にあるということです。

サイト運営において収益化をすることは大切なことですが、

コンテンツよりもお金第一主義になってしまうと、今後ますますユーザーから認められないサイトになってしまう可能性があります。

今後はますますコンテンツの価値が求められる時代になりそうです。