雑談

【ネット全盛の時代でも】新聞の需要はなくならない理由

最近バークシャー・ハサウェイ最高経営責任者のウォーレン・バフェットが、多くの新聞は生き残れないだろうと発言して話題になっていました。

その理由は新聞への広告費が今後減少していくと見られているからです。

実際電通が毎年発行している『日本の広告費2018』によると、新聞の広告費は4,784億円だったものの、前年比92.9%になっています。

そのためこのまま新聞が衰退していくのは間違いないのかもしれません。

しかしボクはネット全盛の時代でも新聞の需要はなくならないと考えています。

そこで今回は、ネット全盛の時代でも新聞の需要はなくならない理由についてお話していきます。

ネット全盛の時代でも新聞の需要はなくならない理由

 
先ほどのバフェットの指摘に対して、ネット上では次のような声が上がっています。

『ニュースはネットで読めるから新聞は必要ない』
『新聞はタイムリーな情報が載っていない』
『紙はめんどくさい』

これらの声は非常に的を得ていると思いますし、実際若い世代の新聞購読は減少しています。

しかしボクはたとえ新聞そのものがなくなったとしても新聞への需要はなくならないと考えています。

その理由は新聞のコンテンツ力のすごさは日本でトップクラスだからです。

新聞社は多くのスタッフと大きな知名度や影響力を利用して、毎日現場に行って取材を行っています。

実際に現地まで取材しているコンテンツ力は、ボクを含めた個人ブロガーが太刀打ちできるレベルでは当然ありません。

そのためもし世の中から新聞がなくなったら、私たちが得られる有益な情報やニュースは大きく減ってしまうことでしょう。
 

ポイント

新聞のコンテンツ力がなくなることは日本にとって大きな損失

つまり新聞のコンテンツ力を代わりにできるだけのメディアは日本には存在しないわけです。

その点から考えても、新聞の需要は今後もなくなることはないとボクは考えています。

Yahoo!ニュースの情報源

『たとえ新聞がなくなってもネットニュースがあるから困らない』

今の若い世代ですと、このように考える方も非常に多いと思います。

ところでネットニュースの代表格である『Yahoo!ニュース』は独自に取材していないことを知っていますか?

Yahoo!ニュースは提携している先から送られてくる情報に見出しをつけて、トップページに掲載しているだけなのです。

そしてこのネットニュースの多くは新聞社の情報を掲載しています。

速報としてYahoo!ニュースのトップに上がっている情報源を見るとたいていは、

▶朝日新聞
▶毎日新聞
▶読売新聞
▶産経新聞
▶地方にある新聞各社 etc

これらの新聞社がほとんどです。

もちろん新聞社以外の情報も掲載されていますが、重要なニュースのほとんどは新聞社のものです。

つまり私たちはネットニュースにおいても、常に新聞の恩恵を受けていると言うことができます。

特に新聞社の記事はYahoo!ニュースのトップに上がりやすいです。

それだけ新聞社の記事は質が高く、信頼されている証拠だとも言えます。
 

ポイント

Yahoo!ニュースも情報の信頼性を考えている

またテレビの朝のニュース番組でも、新聞を使って情報提供を行っています。

つまり今の時代、新聞というのはコンテンツを届けるための一つの手段に過ぎないということです。

そのためたとえ新聞がなくなっても、新聞のコンテンツ力はそれ以外の手段で生き残ることができます。

日経新聞電子版の成功

 
新聞のコンテンツ力への需要はなくならないとしても、紙としての新聞は今後なくなる可能性は非常に高いです。

しかし新聞は形を変えてそのまま生き残るのではないかと思います。

現在では新聞社各社が紙ではないデジタル版として、同様に新聞を発行しています。

そして特に成功しているのが日本経済新聞の電子版です。

日本経済新聞社が公表したデータによると、2019年1月1日時点で65万人がデジタル版を購読しているようです。

ちなみに朝刊の販売部数が約235万と公表しているため、今後数年でこの差がさらに縮まる可能性があります。

そしてこの電子版が素晴らしいのは、新聞にかかる印刷コストや配布コストがないため収益性は非常に高いはずです。

それにもかかわらず、電子版の購読には毎月4,200円もかかるため、日経新聞のコンテンツ力にどれだけ多くの人が価値を理解しているのかがわかります。(宅配は月4,900円)

※日本経済新聞公式サイトより

しかも紙面ビューワーによってスマホやタブレットで新聞そのままにして見ることもできます。

※日本経済新聞公式サイトより

つまり紙が面倒でかさ張るだけで、新聞を読みたい人はまだまだ日本にたくさんいることがわかります。

ということで紙としての新聞はなくなる可能性があるものの、新聞そのものの需要は結局なくならないのではないかということです。

まとめ

 
なぜか軽減税率の対象になっているなど、どこか怪しいところもある新聞ですが、なんだかんだ言っても新聞が提供するコンテンツ力はすごいです。

しかもネットニュースにおいても、新聞社は高いコンテンツ力により大きな影響力を示しています。

記事の質が他のメディアを圧倒していることを考えると、新聞への需要はなくならないものと思われます。