雑談

調査結果|レビューの星5つ評価は収益性が最も低く評価されない

ネット上の口コミとも言えるレビューは、ボクたちの生活に大きな影響を与えています。

しかしこのレビューですが、星の数が多ければ単純に良いかといえば必ずしもそうではないようです。

確かに食べログでもAmazonでも、良い評価をされていると思っても実際にはそれほどではないこともあります。

そこで今回は、アメリカの調査結果からレビューと収益性の関係性についてお話ししたいと思います。

レビューは収益に大きな影響を与える

今さら言うまでもありませんが、ネット上のレビューはローカルビジネスの収益にとって非常に重要です。

今の時代、レビューはお店や商品選びにおいて大きな役割を果たしています。

そして実際これは以下のような多くの調査結果で明らかとなっています。

  • 3つ星以下の評価なら35%が行かないと回答
  • レビューの星が0.5増えるごとに収益が5〜9%増加
  • 星が0.5増えると、満席になる確率が19%も増加

こういった調査結果からもわかるように、レビューはローカルビジネスにとって大きな影響を及ぼしています。

星5つ評価は収益性が最も低くなる

そして今回ご紹介したいのは、レビューと収益に関する新たな調査結果です。

この調査ではレビューに関して意外なこともわかっています。

中小企業や店舗向けのSaaSを提供している会社『Womply』は、複数の業界におけるレビューと収益の関係を調査しました。

なお今回の調査はかなり大規模なもので、アメリカの20万件を超えるお店のレビューを調査しています。

つまりかなり信頼性の高い調査結果となっています。

その結果からわかったことを抜粋して以下の3つをご紹介します。

  1. レビューに返信すると収益性が高くなる
  2. 5つ星評価は収益性が最も低い
  3. レビューの総数が収益に大きな影響を与える

それでは順番に説明していきます。

調査結果1:レビューに返信すると収益性が高くなる

ユーザーがレビューや評価できるサイトはたくさんあります。

しかしどのサイトを見ても、そのレビューに対して返信している店舗や企業は決して多くはありません。

そして今回の調査結果では、レビューを書いたユーザーと積極的に交流を図ることが非常に重要であると明らかになっています。

以下のグラフは、レビューの返信率と収益を表したものです。

※Womplyより転載
※回答したレビューの割合と収益の関係性

これを見ると、返答率0%の店舗と比べて、返信する店舗の収益が明らかに高くなっていることがわかります。

調査結果で以下のことがわかっています。

  • レビューの20%以上に返信する→平均より33%多くの収益を得る
  • レビューに全く返答しない→収益が平均よりも9%少なくなっている

そして今回の調査結果は以下のことを示していると思われます。

  1. レビューへの返信が、より良いサービスを提供しているとユーザーに想定されるため
  2. レビューに返信する店舗は、普段からマメな仕事をしているため

レビューへの返信が、ユーザーにとって良いイメージを作り出していることは間違いありません。

特に最近ではGoogleマップの最適化であるMEOが流行しています。

このMEOにおいてもレビューへの返信は重要だとされており、しかも無料でできることです。

ビジネスにおいては小さなことからコツコツと行っていくことが大事だということがわかります。

調査結果1のまとめ
  • レビューの20%以上に返信すると、平均より33%多くの収益を得る
  • レビューに全く返信しないと、収益が平均よりも9%少なくなる
  • 75%の店舗がレビューに返信していない

調査結果2:5つ星評価は収益性が最も低い

ボクたちはついつい星が最も多くついているものを良いものであると判断してしまいます。

5段階評価であれば、5つ星が最高のものであると思ってしまいますが、これが必ずしもそうではないようです。

今回の調査結果では、5つ星評価になると収益性が逆に下がってしまうことが明らかになりました。

下のグラフは、星の評価と収益の関係性を表したものです。

※Womplyより転載

基本的には星が多くなるにつれて収益も上がっていますが、4つ星を境に収益が下降していくのがわかります。

  • 5つ星になるとなぜか1つ星よりも低い収益になっている
  • このグラフにおいて5つ星が最低の収益

また以下のグラフを見ても、3.5〜4つ星だけが突出して高い収益性を上げているのがわかります。

※Womplyより転載

今回の結果はつまりこういうことだと思われます。

ユーザーは評価の良すぎるものは逆に信用しない

ユーザーはメリットとデメリットを知った上で自分で判断したいということです。

また最近多いですが、サクラがレビューに紛れ込んでいることも5つ星が評価されない理由かもしれません。

ユーザーも賢くなっているので、その辺りは“リアルな”レビューを求めているようです。

調査結果2のまとめ
  • 5つ星評価は1つ星よりも収益性が低い
  • 最も収益性が高いのは、3.5〜4つ星評価

調査結果3:レビューの総数が収益に大きな影響を与える

調査結果2では、5つ星評価が全く収益性のないことが明らかとなりました。

ではユーザーはレビューのどこを見てその商品やお店を評価するのでしょうか?

ユーザーはレビューの星評価よりも総数で判断するようです。

つまりレビューの数が多ければ多いほど、それだけ高く評価するという結果が出ています。

以下のグラフはレビューの総数と収益の関係性を表したものです。

※Womplyより転載

このグラフを見ると、レビュー数が多くなるにつれて収益も多くなっていることがわかります。

また以下のグラフを見ると、レビュー数が82を超えると収益性が大きくなっているのがわかります。

※Womplyより転載

またレビュー数が多ければ、一部が否定的なコメントであっても収益性に問題ないというのも今回の調査結果で明らかになっています。

今回の調査結果によって以下のようなユーザー感情が働くことがわかります。

『レビュー総数が多い=それだけ多くの人が購入している』

レビュー数が多いということは、それだけ多くの人に影響を与えているとも言えます。

ですのでレビュー数が多いことは、企業や店舗にとっては一つの名誉とも言えるかもしれません。

調査結果3のまとめ
  • レビューの総数が収益に大きな影響を及ぼす
  • 総レビュー数が82を超えると、平均よりも年間収益が54%多い
  • レビュー数が多ければ、一部否定的なコメントがあっても問題ない

最後に

食べログやAmazonをはじめ、今では多くのサイトで一般ユーザーのレビューが書き込めるようになっています。

そしてこのレビューは5つ星の満点評価よりも、ちょっと低い3.5〜4つ星評価が最も高い収益を上げています。

さらにレビューの総数こそが収益に大きな影響を与えることがわかりました。

ということで口コミサイトで目指すべきは、レビュー数が多い3.5〜4つ星評価だということです。