フリーランス・独立

実体験|フリーランスが独立当初に実績がないときの対処法

ボクは結果的に会社員を辞めてフリーランスになりましたが、それまでは何一つ持っていませんでした。

  • 顧客なし
  • 人脈・コネなし
  • 制作実績なし
  • 制作での実務経験なし

このような状態で独立したボクでしたが、最も厳しかったのが実績がなかったことです。

しかしやり方次第では実績がなくても上手くやっていくことができます。

そこで今回はボクの実体験を元に、フリーランスが独立当初に実績がないときの対処法についてお話ししたいと思います。

独立当初に実績がないときの対処法

知名度も信用もないフリーランスにとって、やはり実績は非常に重要なものです。

相手からしても、実績ほど説得力のあるものはありません。

百聞は一見にしかずです。

フリーランスが自分の価値を高める考え方|過去の実績を示すボクはフリーランスになってからこれらの仕事を一人ですることになりました。 営業 制作 写真撮影 経理・事務作業 ...

さらにボクの場合には、実務経験がなかったために制作の経験値が欲しいとも考えていました。

実績も何も持たないフリーランスがまずできることは、基本的に以下の2つしかありません。

  1. 自分で見本となるサンプルを制作する
  2. 安く仕事を請け負って実績を作る

独立して2年以上が経つ今のボクであれば①を選択します。

しかし当時のボクは実績に加えて経験もなかったので、②安く仕事を請け負うことを考えました。

安く仕事を請け負うことにもメリットはある

フリーランスにとって仕事を安く受けることはあまり良いものではありません。

やはり商品の価格はなるべく高く設定することが理想です。

フリーランスの商品価格は高くするべき理由|集客面から考えるこのブログで以前フリーランスの商品価値についてお話ししました。 詳細は以下の記事をご覧ください。 https://jj-mi...

またなるべく高単価で仕事を受けた方が働く時間も少なくて済みます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

フリーランスは働く時間も考慮するべき|収入だけ考えてはいけない会社員を辞めてフリーランスになるにあたって、最も重要視するべきなのが収入面です。 会社員→毎月安定した給料がもらえる フリー...

しかし独立当初であれば、安く仕事を請け負うことにもメリットはあります。

ボクが考えるメリットは以下の3つです。

  1. 実績が増える
  2. 仕事の経験値が増える
  3. 目先のお金が手に入る

当時のボクにとっては、この3つ全てのメリットが非常に魅力的でした。

それに独立当初はなかなか仕事を選ぶことができません。

それであればこれら3つのメリットを得るためにも、安く仕事を受けるべきだと考えました。

実際に独立当初に行った戦略

ボクは独立当初から、ターゲットを飲食店だけに絞っていました。

詳しくは以下の記事で説明しています。

独立の第一歩|フリーランスになると決意したときに考えたことボクはフリーランスになる前の会社員時代に、こんなことを考えていました。 『独立する人はどうやって始めるのだろう?』 『最初に...

とはいえこんなボクみたいな何も持たない人が訪れても、誰も相手にしてくれないと考えていました。

  • 顧客なし
  • 人脈・コネなし
  • 制作実績なし
  • 制作での実務経験なし

そこでボクが独立当初に考えたのは次の戦略でした。

外国人が経営する飲食店にアプローチをかける

外国人が経営するお店であれば、メニューやチラシなどを高いクオリティのものを作っていないと考えました。

なぜなら良い日本人デザイナーとのパイプがない可能性が高いからです。

そこにボクが『オリジナルデザイン+写真撮影+印刷』までをパッケージにした商品を安く提供すれば、仕事がもらえるだろうと発想しました。

そこで独立当初は次のようなお店に営業に行きました。

  • 中国料理
  • 韓国料理
  • インド料理
  • エスニック料理

そして実際に単価は安かったものの、いくつかの仕事をいただくことができました。

でも当時のボクとしては、この3つのメリットを得られたことが何よりも重要でした。

  1. 実績が増える
  2. 仕事の経験値が増える
  3. 目先のお金が手に入る

しかし今後さらに仕事をもらうためには、当然ながら日本人が経営する飲食店が大事になってきます。

そのため外国人のお店だけでは実績として不十分でした。

実績は1〜2件でも問題ない理由

あまりにも外国人経営者が多いお店の実績しかないと、今度は日本人からあまりよく見られません。

そこで次にボクは、日本人の飲食店にもアプローチを仕掛けて行きました。

そんな中で多少の実績があったため、日本人経営者からの仕事もいただくことができました。

合計2件の仕事でしたが、ありがたいことに比較的自由にデザインすることができたのは大きかったです。

  • チラシ制作1件
  • メニュー制作1件

単価は決して高いものではなかったですが、実績としてはこの2件で十分でした。

なぜならこの実績を持ってさらに仕事を獲得していけばいいからです。

もちろん実績は多ければ多いに越したことはありません。

しかし実績がゼロと1〜2件では雲泥の差があります。

実績が少しでもあれば、あとは営業先でハッタリを言えばいいだけです。

「他にも実績はあるのですが、今回お見せできるのがこれだけしかありません」

その繰り返しによってボクは顧客を増やし続けてきました。

そして独立してからの2年以上が経った今では、30件以上の実績を示していることができるようになりました。

ここまで実績が溜まってくると、営業ではもはや見せるだけなので非常に楽になっています。

最後に

会社員時代の仕事は、全て会社に帰属してしまいます。

自分の実績にはならないために、独立時には実績ゼロの状態の方も多いのではないでしょうか。

そんなときに重要なことは、安くてもいいのでとにかくまず1件の仕事を獲得することです。

実績だけでなく、それが自分にとっての大きな自信にもなります。

最初は何もなくて苦しいですが、だんだんと楽になるので、最初の一歩目が肝心です。