フリーランス・独立

【どっちが得かを考える】仕事のミスこそ冷静に対応するべき

仕事をしていると、誰でも何かしらのミスをするものです。

そしてミスをすると、相手に対して適切な対応を迫られます。

そういったときには、冷静さを忘れないで対応することが必要になってきます。

そこで今回はボク自身の経験を元に、ミスしたときこそ冷静に対応するべきという話をしたいと思います。

たった1ヶ所のミスで全てやり直し

フリーランスとして仕事をしているボクですが、過去には仕事をしていてミスをしたことがあります。

あるとき顧客の飲食店から、三つ折りのお持ち帰りパンフレットを制作したいと依頼を受けました。

通常この場合にはゼロから制作します。

しかしこの飲食店は、過去にレジ横に設置するメニューボードを制作したことがありました。

そのため今回はデザイン流用でのパンフレット制作です。

デザイン自体は基本的にパンフレットのサイズに合わせて調整するだけなのでとても簡単です。

やる作業と言えば以下のことくらいです。

  1. 全体的にデザインのサイズ調整を行う
  2. 使用写真を小さなものに差し替える(データ縮小のため)
  3. ①と②が終わったら最後の微調整を行う

この3ステップのうち、②の写真の差し替えで問題が発生しました。

使用する料理写真は全部で15点ほどでした。

ところがボクが間違えて、一ヶ所だけメニュー名と料理写真を逆にしてはめてしまいました。

全く同じデザインでの流用で良かったため、これは明らかにミスです。

さらにそのミスにボクも顧客も気がつかず、そのままお持ち帰りパンフレットが完成してしまいました。

ミスの負担ははどちらが行うべき?

パンフレットが完成したあと、顧客からのメールで間違いが発覚しました。

あるとき顧客から次のようなメールが届きました。

「残念ながらミスが見つかりました。フードメニューの写真が逆です。何か対策はないでしょうか」

こう言われたときにボクが対応する選択肢は次の3つしかありません。

  1. こちらで全額負担して再印刷する
  2. 顧客との折半により再印刷をする
  3. 顧客に全額負担をお願いして再印刷をする

再印刷をするとムダなコストがかかってしまいます。

フリーランスのボクにとっては正直言って大きな損失です。

ですので気持ちとしては顧客に全額負担もしくは折半をお願いしたいところです。

しかし今回の顧客にはこれまで何度かお仕事いただいていたため、こちらの全額負担で再印刷をすると伝えることにしました。

ところがそれに対して顧客は、次のような返信を送ってきました。

「こちらも原稿チェックをしていなかったので印刷代半額負担させていただきたいと思います」

ボクは顧客からの連絡がきた時点で、全額負担を覚悟していたのでこれは予想外の反応でした。

再印刷はムダなコストなので、これはとてもありがたい申し出です。

これはおそらくこちらが最初に全てのミスを認めたことで、相手の印象が良いものになったのではないかとボクは考えています。

こちらが全ての責任をかぶると言ったことで相手も譲歩してくれた

目先の利益ばかりを追うと損することもある

再印刷は数千円のコストがかかりますが、ムダな負担はとてもイヤなものです。

もちろんたとえ半分でも顧客に負担して欲しい気持ちはあります。

しかし考え方によっては、たった数千円の負担により相手の印象が良くなるのであれば結果的に得をすることになります。

なぜなら今後もボクに仕事の依頼をしてくれる可能性が非常に高いからです。

それも含めて考えて、結果的にこちらが全額負担することを押し通しました。

それに対する顧客からの反応は以下のようなものでした。

「○○さん(ボクの本名)には、当店の拡販にますます協力していただきたいと思っています」

そして実際に半年後には違う仕事をいただけることになりました。

数千円のムダなコストを負担したことで、結果的に数万円の利益が生まれています。

もちろんミスによってムダなお金は負担したくはないです。

しかしこれは仕事に対して全責任を負うフリーランスなので仕方がありません。

そうではなくて、その後冷静になってどう対応するのかで顧客との関係性が変わってくるというのをボクは今回学びました。

また、ミスに対する対応が大事であると違うというのを別の顧客でも実践しています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

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最後に

会社員時代であれば、こちらが全額負担すると言うことはとても簡単です。

なぜなら実際に負担するのは自分ではなく会社だからです。

ところがフリーランスになると、自分がコストを負担することになるため、そう簡単には認めたくないのも事実です。

しかし結果的にコストを負担することになっても、冷静な対応次第では将来の利益をもたらしてくれる可能性があります。

そう考えると、目先の利益ばかり追うことは結果的に大きな損失につながるのかもしれません。

またフリーランスにとっては、身銭を切ることこそ自分の勉強につながります。

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