フリーランス・独立

フリーランスの契約で最も大事なこと|相手の意思を確認すること

フリーランスになると、全ての仕事は自分で得ていく必要があります。

そのときに行うべきことが相手と契約することです。

  • トラブルになるのを防ぐ
  • 仕事がキャンセルされるのを防ぐ
  • 料金の回収不能を防ぐ

こういったことからも契約ことが必要です。

しかし契約書を交わすことよりも大事なことがあります。

そこで今回は、フリーランスの契約で最も大事なことについてお話したいと思います。

フリーランスは気軽に裁判はできない

相手と正式に契約することは大事です。

「相手としっかり契約書でサインを交わしたから安心だ」

これは確かに正しいのですが、フリーランスにおいては必ずしも正しいとは言えません。

なぜなら契約した書面があったとしても相手との上下関係は変わらないからです。

例えばもし大きな会社から仕事をもらえて、書面で正式に契約したとします。

その後相手から何の理由もなく仕事のキャンセルをされることになりました。

このような状況のとき、本当に大企業を相手に裁判しますか?

明らかに相手側が悪かったとしても、ほとんどのフリーランスは裁判を選ぶことはありません。

なぜなら以下の理由があるからです。

  • 大企業には優秀な弁護士がついている
  • 莫大なコストがかかってくる
  • 結論が出るまでに時間がかかる
  • 多くのストレスがたまる

このように考えると、たとえ契約書があったとしても現実には泣き寝入りせざるを得ません。

ですのでフリーランスが契約において書面に頼り切ってしまうのは、非常に危険な側面もあります。

契約前に相手の意思を確認しておく

ボクはこれまでフリーランスとして2年間以上働いてきて、仕事のキャンセルは1度しかありません。

その理由は契約前に相手の意思をしっかりと確認しているからです。

  • 本当にこの仕事を受けて大丈夫なのか?
  • 相手はこの商品を欲しいと思っているのか?
  • 料金を支払う意思があるのか?

このようなことを営業や交渉段階から確認するようにしています。

そうすることで契約後の仕事のキャンセルや料金の未払いを防ぐことができます。

なお未払いリスクを見分ける方法については過去に記事にしてるので以下をご覧ください。

フリーランスが相手の未払いリスクを見分ける3つのポイントフリーランスになると、会社員時代とは違って何でも自分で行っていく必要があります。 営業 顧客とのやり取り 経理 制作作業...

強引な契約はキャンセルになる

あとはありがちなのは、強引になんとか契約に持っていこうとすることです。

こちらがあまりにも仕事が欲しいときによく起こります。

契約したい気持ちはわかりますが、焦って強引に契約しても最終的にキャンセルになるだけです。

こちらとしてはあくまでも契約してもしなくてもどちらでもいいスタンスでいることが重要です。

なぜならそれによって、相手に自分から契約したと思わせることができるからです。

もちろん法治国家において契約することは非常に大事です。

しかし結局のところ、仕事は相手との信頼関係で成り立っています。

信頼がなければトラブルにもクレームにも未払いにもなってしまいます。

ですので弱い立場のフリーランスができることは、事前に相手の意思をしっかり確認することです。

相手の意思を確認しておけば、余程のことがないとキャンセルやトラブルにはならない

細部まで確認して契約後のクレームを防ぐ

仕事のキャンセルがなかったとしても、最後に相手からクレームをもらってしまうこともあります。

  • 求めていた納期から遅れてしまっていた
  • 納品後の品質が思ったよりも悪かった
  • 料金は税込だと思ったのに税別になっていた

特に独立当初はそうですが、フリーランスをやっていると必ず出てくるクレームです。

このようなクレームの原因は、相手との意思確認が取れていなかったことに由来します。

つまり説明不足とコミュニケーション不足だったということです。

ボクもクレームになるのはイヤなので、契約前になるべく細部まで確認しておくように心がけています。

例えば基本として以下のようなことです。

  • 料金は総額でいくらになるのか?(税別 or 税込)
  • 納期はいつ頃までに希望しているのか?
  • 納品後の品質はどのようになるのか?(サンプルで確認)

これら以外にも、どんなに小さなことでも気がついたことは全て確認するようにしています。

小さなことでもあやふやにしておくと制作中もしくは完成後にクレームになるからです。

ですのでクレームを防ぐためにも、相手とのコミュニケーションは積極的に取っていくべきです。

最後に

契約書が良いのは、その時点で相手に『契約した』とはっきり認識させることができることです。

しかしその前に信頼関係が出来ていなければ、仕事がキャンセルになってしまう可能性があります。

また契約前に相手との意思疎通が出来ていなければ、最終的にクレームになることもあります。

仕事でのトラブルは信頼関係を失うきっかけになってしまいます。

  1. 相手の購入する意思を確認する
  2. 契約前に詳細について説明する
  3. 正式に契約する

キャンセルやクレームにならないためにも、このようなステップを経て契約する必要があります。

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