フリーランス・独立

フリーランスが相手の未払いリスクを見分ける3つのポイント

フリーランスになると、会社員時代とは違って何でも自分で行っていく必要があります。

  • 営業
  • 顧客とのやり取り
  • 経理
  • 制作作業
  • 請求書の発送

これら全てが自分の仕事です。

その中でも特に大変なのが、顧客の未払金(売掛金)の回収です。

せっかく仕事をしたのに未払金を回収できなければ、それは仕事をしていないのと同じになってしまいます。

そうならないためにも、相手が本当に代金を支払う意思があるのかどうかを見分ける必要があります。

そこで今回は、フリーランスが相手のお金を支払う意思を見分けるポイントについてお話したいと思います。

フリーランスが相手の未払いリスクを見分けるポイント

ボクは独立して2年以上が経ちますが、今のところ未払金ゼロを保ち続けています。

ちなみに未払金を溜めないようにするコツは過去に記事を書いたので、詳しくは以下をご覧ください。

フリーランスが報酬の未払金を溜めないようにする3つのポイントフリーランスになることは、常にお金の不安との闘いと言っても過言ではありません。 https://jj-milky.com/free...

今回は仕事を受ける前の段階で、相手がお金を支払う意思があるかどうかを見分けるポイントです。

ボクの経験上、お金を支払わない人に共通しているのは、そもそも金払いが悪いことです。

ですのでそういった特徴をなるべく事前の段階で見分けていく必要があります。

そこでボクがよく使っている相手の金払いの悪さを見分けるポイントは以下の3つです。

  1. 金額の値引き交渉をするかどうか
  2. 相手の事業が上手くいっているかどうか
  3. 広告に1年以上継続して出稿しているか

それでは順番に説明していきます。

ポイント1:金額の値引き交渉をするかどうか

金払いの悪さを見分けるポイントの一つ目は、金額の値引き交渉をするかどうかです。

誰だって同じ商品ならなるべく安く買いたいと思います。

「もっと安くならないの?」

そのため金額交渉では、たいていこのように聞かれることが多いです。

この辺りの詳細は以下の記事で解説しています。

フリーランスは値下げ要求にきっぱりと断るべき|対処法も公開独立して2年目は前年よりも収入が増えました。 それはいくつかの理由がありますが、過度な値下げを辞めたことも理由の一つとしてあります...
フリーランスが値引きをしてでも仕事が欲しいときの注意点以前ボクは、『フリーランスは値引き要求をきっぱり断るべき』という記事を書きました。 https://jj-milky.com/fr...

ボクも実際に相手から値引き交渉をされることは多いです。

こういった交渉は面倒なのでイヤなのですが、一方でそれによって相手に支払う意思があることを確認できるので嬉しくもあります。

そもそもお金を支払う意思のない人はわざわざ値引き交渉を行ったりしない

支払う意思がなければ金額はどうでもいいため、相手はわざわざ値引き交渉を行いません。

実際に代金を支払われなかった過去

これは実際にボクが経験されて学んだことでもあります。

ボクが広告代理店の会社員時代、新しくオープンするヘアサロンに営業に行きました。

そこでは総額40万円もの広告の契約が取れましたが、最終的に支払われないまま行方不明になってしまいました。

よくよく考えてみるとこのヘアサロンのオーナーは、営業した段階で金額の値引き交渉は一切してきませんでした。

ヘアサロンにとって広告費40万円は非常に高額であるにもかかわらずです。

ですのでこの人は、最初から広告費を支払う意思がなかった可能性があります。

値引き交渉をするのは面倒ですが、相手の支払う意思確認ができるので、そういった面ではプラスに捉えています。

ちなみにその未払いのヘアサロンはオープンして2年以内に潰れているので、それでは上手くいくはずもありません。

値引き交渉をしてくる=お金を支払う意思がある

ポイント2:相手の事業が上手くいっているかどうか

事業が上手くいっている人の方がお金を支払う可能性が高いです。

その理由はもちろん簡単です。

理由:事業が上手くいっていることでお金に困っていないから

しかし理由はそれだけではありません。

事業を上手く成り立たせるためには、顧客から選ばれるのはもちろんですが、取引先からも信頼される必要があります。

金払いが悪い人は、たいていどの取引先においても未払金が溜まっていることが多いです。

そうなると取引先から嫌われたり、最悪の場合には取引停止も十分に考えられます。

事業が上手くいっているということは、こういう図式が成り立つ可能性が高いです。

事業が上手くいっている=取引先から信頼されている=金払いがしっかりしている

もちろん事業が上手くいっているからといって、必ずお金を支払ってくれるとは限りません。

しかし一つの基準として、事業が上手くいっているかどうかは金払いを見分けるポイントとしてかなり有効です。

事業が成功しているとお金を支払ってくれる可能性が高い

ポイント3:広告に1年以上継続して出稿しているか

金払いの悪さを見分けるポイントの三つ目は、広告メディアに1年以上継続して出稿しているかです。

これはボクが広告代理店で働いていたからこその発想です。

広告メディアに1年以上出稿しているということは、この図式が成り立ちます。

1年以上出稿=その間ずっとお金を支払っている可能性が高い

3ヶ月程度であれば未払いの可能性があります。

しかし1年以上であればその可能性はほぼゼロです。

なぜなら1年以上もお金を支払わないまま、広告を出させてくれるところなどあるはずがないからです。

つまり1年以上広告を継続しているということは、料金をしっかり払っている可能性が高いということになります。

1年以上広告を出稿=ずっとお金を支払っている証明になる

事業が不調だと広告費は削減されやすい

また広告への出稿は予算をカットしやすい分野です。

企業がムダなコストを削減するときには、真っ先に広告宣伝費が挙げられます。

そのため広告を1年以上継続しているということは、ポイント2で説明した事業が上手くいっていることにもつながってきます。

そういったところからも、広告に継続して出稿しているかどうかは金払いを見分けるポイントの一つになり得るということです。

最後に

フリーランスにとって売掛金の回収は切っても切り離せない関係です。

ボクが考える未払金対策で最も効果的なのは、自分が良い仕事をすることだと思っています。

お金を支払わない=二度とボクと仕事ができない=大きな損失だ

相手にこのように思わせることが重要です。

向こうから切り離せない取引先と認識されれば、自然と代金を支払ってくれることになります。

しかしそもそも金払いの悪い人というのも存在するので、そういう人は事前に見分ける必要があります。

そういうときには今回説明した3つのポイントが大いに役立つのではないでしょうか。

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