フリーランス・独立

【企業も副業!?】異業種経営により複数の肩書きを持つ時代へ

最近では政府の働き方改革によって、会社員でも副業を行う人が増えています。

【終身雇用が終了】副業・フリーランス戦国時代へ!?2019年5月から元号が『令和』になり、新時代の到来が期待される中、早速日本に大きな動きが出てきました。 これまでボクたちはなんと...

その主な理由としては、現在もしくは将来の収入が不安だからというのがあります。

しかしそれは企業も同じようです!

2019年7月9日放送された『ガイアの夜明け』では、美容院が飲食店を経営するという内容が放送されていました。

その内容が非常に興味深いものだったので、今回は企業が異業種を経営することについてお話したいと思います。

飲食店を経営するヘアサロン

『ガイアの夜明け』で放送されていたヘアサロンは、愛知県春日井市にある美容室グループ『ブランシェ』です。

ホームページを見ると、春日井市や小牧市にヘアサロンやアイリッシュサロンを19店舗経営しているようです。

ヘアサロンは今やコンビニよりも店舗数が多く、その数は日本全国に24万店もあると言われています。

しかしそのほとんどは個人経営のサロンです。

ですのでヘアサロンを19店舗も経営するということは、それだけでかなり規模が大きいことがわかります。

さらに異例なのは、このヘアサロングループが別会社で飲食店を経営していることです。

ヘアサロンが飲食店を経営しているというのは、ありそうで今までなかったことです。

なぜなら美容師は専門職であり、美容に関する店舗を広げていくのが一般的だからです。

  • ヘアサロン
  • ネイルサロン
  • アイリッシュサロン

たいていはこのような同じ美容関係で展開することが多いです。

「なぜヘアサロンが飲食店を経営するの?何かメリットがあるの?」

ヘアサロンと飲食店では仕事内容も全く異なり、何の相乗効果もなさそうに思えるため、普通はこのように考えてしまいます。

しかし実際には相乗効果がありました!

飲食店とヘアサロンを経営する相乗効果とは?

春日井市には地元で大きな規模のJR勝川駅があります。

その勝川駅の徒歩圏内にブランシェはヘアサロンを3店舗出店しています。

その中心に位置するように、イタリアン『トン・ガリアーノ 勝川駅前店』をオープンしています。

一見すると、意味がないように思えるこの出店ですが、実際にはかなり大きな相乗効果が生まれています。

駅近郊にヘアサロンと飲食店を出店する主なメリットは以下の2つがあります。

  • メリット1:飲食店を使って新規集客ができる
  • メリット2:同じ顧客がサロン以外でもお金を使ってくれる

それでは順番に説明していきます。

メリット1:飲食店を使って新規集客ができる

ヘアサロンが飲食店を経営するメリットの一つ目は、飲食店を使って新規集客ができることです。

ボクは広告代理店時代に経験があるのですが、ヘアサロンは他店と集客における差別化が結構難しいです。

  • カット、シャンプー、ヘッドスパなど技術
  • スタッフの接客
  • 料金

何か特別なウリが出せれば良いのですが、だいたいこれくらいしか差別化ができません。

しかし飲食店によって全く新しい顧客と接点を持つことができます。

いきなりヘアサロンに行くことが難しくても、飲食店であれば新規顧客を取り込みやすいです。

この素晴らしいところは、店舗同士の位置が近いことによって、それぞれの店舗に送客できるという仕組みがあることです。

飲食店の中でもヘアサロンが経営していることをアピールしています。

『ヘアサロンの顧客が飲食店へ、飲食店の顧客がヘアサロンへ』

この流れを上手く作るために、勝川駅近くにヘアサロン3店舗とイタリアンを構えています。

しかもヘアサロンとイタリアンはどちらも女性がターゲットです!

だからこそ相乗効果が生み出しやすい組み合わせであるとも言えます。

メリット2:同じ顧客がサロン以外でもお金を使ってくれる

ヘアサロンが飲食店を経営するメリットの二つ目は、同じ顧客がサロン以外でもお金を使ってくれることです。

最近のヘアサロン業界は厳しい状況です。

  • 店舗数が多すぎる
  • 新規集客が難しい
  • 差別化がしにくい

しかしそんな状況にあっても、経営者としては売上を伸ばしていかなければなりません。

そこでヘアサロンとは別に飲食店を経営することによって、美容関係以外でも顧客にお金を使ってもらうことが可能になります。

勝川駅近くにあるヘアサロンと飲食店は立地が非常に近いため、両方に通ってくれている顧客も多いようです。

そうするとこれまでの美容院の予算に加えて、飲食店でもお金を使ってもらうことができます。

新規集客が難しい時代だからこそ、既存顧客も大事にしなければなりません。

とはいえヘアサロンだけであれば客単価を上げることも、来店回数を増やしてもらうことも限界があります。

しかし異業種としての相乗効果が生まれることで、既存顧客を活かして売上を伸ばすことができます。

同じ顧客に美容+飲食でお金を使ってもらえる

個人も企業も複数の肩書きを持つ時代

このヘアサロンはもう一つおもしろいところがあって、それは美容師が飲食店で働いていることです。

美容師は『フライパン美容師』という肩書きを持ち、ゼロから飲食店での仕事も覚えるようです。

それによって次のようなメリットが生じてきます。

  • 美容師の顧客が飲食店に来てくれる
  • 美容師の接客スキルを飲食店でも活かせる
  • 飲食店に来店した顧客に美容院を直接案内できる

企業も異業種経営により副業を行う時代となっており、個人に目を向けても複数の肩書きを持つ時代になっています。

一人でいくつもの肩書きを持つと個人でもレアな存在になることができます。

しかもその肩書きが連携されることで相乗効果も発揮することができます。

ちなみにボクも一人で3役をこなしています。

  • 営業
  • カメラマン
  • デザイナー

詳しくは以下の記事でも説明しています。

フリーランスにはズバ抜けた特別なスキルが必要ない理由最近日本ではフリーランスになろうとする方や副業を始める方が増えています。 そしてこれからフリーランスになろうとする方の多くが、『ど...

これからの時代は間違いなく副業、もしくはフリーランスが増えてくることになります。

そんな競争が激しい時代を勝ち抜くには、一人でいくつもの肩書きを持つことが重要になってくるとボクは思います。

最後に

今は世の中の流れが早すぎて、一つの仕事や事業だけで何十年も生きていけるような時代ではなくなっています。

また個人であっても企業であっても、

『あなたには一体何ができるの?』

ということが問われる時代でもあります。

そんな時代を生き抜くには一つの仕事にこだわらず、いくつもの肩書きを持って他人とは違うレアな存在になることが大切です。