マインド・考え方

朝寝坊による通勤の遅刻がピタリとなくなった意外な方法とは?

朝早く起きるのが苦手な人にとっては毎朝が戦場です。

ボクは子供の頃から朝型だったので、早起きは全く苦になりませんが、夜型の人にとっては結構大変なようです。

実際ボクが会社員時代に夜型のスタッフがいて、朝の始業時間に遅刻をしてくることが多々ありました。

ところがそんなスタッフもあることによって、現在では朝寝坊による遅刻がなくなっています。

そこで今回は、朝寝坊による遅刻がピタリとなくなった方法について説明していきます。

罰金制度によって遅刻はなくなるのか?

あまりにもそのスタッフの遅刻が多かったため、あるとき会社の上司が罰金制度を設けました。

その制度は1回遅刻するたびに罰金1,000円です。

一般的にお金というのは、損失回避の性質があると言われています。

損失回避とは、人は出来るだけ損をするリスクを回避しようとすること

遅刻1回につき1,000円というのはかなりの大金です。

それを自分が原因の悪い行いによって損をすることになるのは、当然ながら誰でも避けたいと考えるはずです。

そこで罰金によって遅刻がなくなるのではないかと上司は考えました。

ところが驚くべきことに、罰金によって少しは減ったものの、遅刻が完全になくなることはありませんでした。

その結果、遅刻1回で罰金1,000円だったため、半年間で罰金2万円超えるほどになりました。

朝が苦手な人は罰金くらいでは早起きができるようにならない

『1,000円を得る喜びよりも、1,000円を失う痛みの方が大きい』

損失回避にはこのような傾向にあるため、一般的に罰金を課すことはかなり効果が高いように思えます。

しかし朝が苦手なスタッフの前では、残念ながら罰金が役に立つことがありませんでした。

朝寝坊の遅刻がピタリとなくなった方法

遅刻がなくならないまま時が過ぎたある日、そのスタッフは勤務地が異動になりました。(ちなみに異動により罰金は返金されています)

ちなみにこのときすでにボクは会社をやめて独立していたため、これはあとから聞いた話です。

勤務地が本社へ異動になったことで、これまで約30分だった通勤時間が倍の1時間になりました。

これまで遅刻を度々していたそのスタッフにとって、通勤時間が大幅に増えるのは絶望とも思える異動でした。

ところが通勤時間が倍になったにもかかわらず、本社勤務になってからは一度も遅刻をしたことがなかったそうです。

以前まで1回1,000円の罰金でも治らなかった朝の遅刻が、本社勤務になった途端にピタリとなくなったのです。

そして遅刻が突然なくなったのは意外な理由でした。

遅刻がピタリとなくなった理由:本社勤務により社長の近くで仕事をするようになったから

つまり罰金によりお金を失うことよりも、社長という怖い人からのプレッシャーの方が大きな影響力があったということです。

金銭面のプレッシャーより精神面でのプレッシャーの方が効果的

これを聞いたボクはこのように思いました。

「朝寝坊による遅刻は、気持ちに影響されるところが大きい」

罰金と怖い人というのは以下の違いがあります。

  • 罰金→支払う覚悟を決めればそのプレッシャーから解放される
  • 怖い人→自分が覚悟を決めたところでプレッシャーからは全く解放されない

朝は常にプレッシャーから解放されないという緊張感が、遅刻をなくすことに成功したということです。

人の気持ちというのは行動に大きな影響を及ぼすとともに、環境によっても大きく変わるものだと思いました。

最後に

営業職だと会社によっては、スタッフそれぞれにノルマを課すところもあります。

しかしボクは営業でノルマを課すことは基本的に反対です。

なぜならノルマによって大きなプレッシャーを受け、それによって思考停止になってしまうからです。

ところが朝の遅刻の場合には思考するしないは一切関係ありません。

そのためこういうときには大きなプレッシャーがあった方が治る可能性が高いのだと思いました。

そして人の気持ちは環境によって左右されるため、自分が働く環境で毎日の仕事が変わってくるのだとも学びました。