マインド・考え方

【必死さが違う】会社員が経営者意識を持てない3つの理由

ボクは会社員時代に朝礼などでこの言葉を何度も聞きました。

『全員が経営者意識を持ってしっかりと仕事をしよう!』

社長本人からはもちろんですが、その下にいる部長などの幹部クラスからもよく聞きました。

ですがボクはそもそも会社員が経営者意識を持つことは難しいと考えています。

そこで今回は、会社員が経営者意識を持つことが難しい理由についてお話していきます。

会社員が経営者意識を持つことが難しい理由

ボクは会社員時代に営業として働いていたのですが、当時はそれなりに経営者意識を持って取り組んでいたと自負していました。

小さなことですが、日々の仕事で意識していたことがあります。

  • 毎月ギリギリまで売上を伸ばそうと努力する
  • なるべく安いコインパーキングを探す
  • 文房具は自前のものを使う

こういったことを意識することで、少なくとも他の社員よりは経営者意識を持っていたと思っていました。

しかしボクが会社を辞めてフリーランスになってから、そんなのは大したレベルではなかったと思い知らされました。

  • 毎月安定した給料がもらえている
  • しかも年に2回はボーナスがもらえる
  • 毎日の仕事には困らない

そもそもこのような環境にいる時点で、会社員が経営者意識を持つことが無理な話です。

もちろん一人のスタッフととして売上を伸ばす意識はもちろん大切です。

しかしボクの経験だと経営者意識を持つことが難しい理由は、以下の3つがあると考えています。

  1. 入金に対しての必死さが違うから
  2. ミスに対して身銭を切らないといけないから
  3. 経営者意識を持つ人はそもそも独立してしまうから

それでは順番に説明していきます。

理由1:入金に対しての必死さが違うから

会社員であれば、もし顧客からの入金がなかったとしても、給料やボーナスが減ることはありません。

ところがフリーランスだと、『入金されないと=自分の収入が減る』になるので絶対にあってはなりません。

つまり顧客からの入金に対して必死さが違います。

ボクは今のところ顧客からの入金は問題なく行われているので、その点は非常に安心しています。

ちなみに未払金を減らすポイントについては過去の記事をご覧ください。

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またボクは会社員時代の知り合いから、ときどき仕事を紹介されることがあります。

その知り合いが仲介して顧客を紹介してくれて、ボクがその知り合いにマージンを支払うやり方です。

ところがその知り合いが、顧客との受注金額を決定しないまま仕事の依頼をしてくることがあります。

通常はこのような順番です。

  1. 相手との価格交渉
  2. 交渉が成立して明確に受注金額が決定
  3. 実際に制作がスタートする

それが当然の順序のはずです!

しかしその知り合いが会社員だからなのか、金額が不明のままでボクに仕事の依頼が来るのは非常に驚かされます。

入金に対して本気になれるかどうかが、仕事に対する意識の違いとなって現れてきます。

理由2:ミスに対して身銭を切らないといけない

入金は非常に大切ですが、さらにコストに関しても高い経営者意識が必要です。

ボクが会社員時代には営業活動でかかるコストは全て会社が負担してくれました。

  • 営業車の貸与
  • コインパーキング代
  • ガソリン代

しかしこういったコストも、今では全て自分の財布から支払う必要があります。

この支払いはフリーランスになった当初は本当に慣れませんでした。

『仕事で使う自分の身の回りのものを自己負担で購入する』

それすらもないのに会社員が『経営者意識を持とう!』なんて言ったところで、何の説得力もありません。

また仕事でミスをすると、全て自分が責任を取らなければなりません。

ボクもフリーランスになってから過去にミスしたことがあり、ムダなコストを負担したことがあります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

【実体験】フリーランスは仕事をしくじるとムダな出費がかさむボクがフリーランスになってから最も嫌っているものにムダな出費があります。 支払う必要がなかったムダな出費ほど、フリーランスにとって...

たとえわずか1,000円だったとしても、自分の財布から支払うとなると本当にイヤなものです。

本当の意味で経営者意識を持つためには、身銭を切って自己負担した経験はやっぱり必要です。

理由3:経営者意識を持つ人はそもそも独立してしまうから

会社員が経営者意識を持つことが難しい理由のもう一つとしては、そもそも経営者意識を持つ人は独立してしまうというのがあります。

だから会社には経営者意識を持っている人がほとんどいないというのがボクの考えです。

長年会社に居座って何らかの役職を持っている人が、「経営者意識を・・・」と言ったところで、ボクならこのように思ってしまいます。

『そもそもあなたが会社員意識にどっぷりと浸かっているでしょ?』

ボクも会社員からフリーランスになりましたが、経営者意識を持っている人にとって、会社員を続けるメリットはあまりありません。

なぜかというと自分である程度仕事ができたら、会社に居座ることは単に搾取されているのと一緒だからです。

詳しくは以下の記事でも解説しています。

【要注意】何も考えずに他人の話を鵜呑みにすると搾取される最近では『情報弱者』という言葉が流行しています。 これは知識や情報を持っていない人が、持っている人から搾取されてしまうことを表して...

ということでやっぱり会社員で経営者意識を持っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

というか会社員と経営者は思考回路から違うので、会社員がムリして経営者意識を持つ必要もないとも思っています。

経営者と会社員ではそれぞれ役割が違うので、役割にあった意識を持って仕事をするべきです。

最後に

会社員全員が経営者意識を持って仕事に取り組めば、確かに会社にとっては大きなプラスになります。

しかし会社員はお金に対しての意識が違うため、実際には経営者意識を持つことは難しいです。

そもそも経営者意識を持てるのであれば、始めからその会社員は雇われで働いていないはずです。

ということで仕事はそれぞれの役割にあった意識が大切だとボクは思います。