マインド・考え方

【労働時間のマヒ】残業代ゼロはどう考えても間違っている

ボクは大学を卒業してからずっと会社で営業として働いてきました。

しかも全ての会社は中小企業だったので、営業はもちろん残業代ゼロが当たり前でした。

残業代ゼロが当たり前すぎて感覚がマヒしていましたが、フリーランスになってからその感覚がおかしいことに気がつきました。

はっきり言って遅すぎです。(笑)

そこで今回は、残業代ゼロはどう考えても間違っているというお話をしたいと思います。

フリーランスのサービスはタダ働きと同じ

フリーランスになるともはや残業代は全く関係ありません。

『残業代ゼロ法案』などもボクにとってはもはやどうでも良い話です。

でもそんな中で、ボクはフリーとして仕事をしていたあるとき、顧客からこんなことを言われました。

「これだけ購入するんだから、こっちはサービスで作ってよ」

ボクは何か形のあるモノを売っているわけではありません。

自分の労働を対価として稼いでいます。

そのためサービスといっても、魚屋さんや八百屋さんがおまけするのとはわけが違います。

確かに購入してもらってはいるものの、このサービスによってボクは実質タダ働きと同じになってしまいます。

そのためフリーランスになった現在はこのようなサービスは断っています。

会社員であればサービスしても問題ない?

もしボクが会社員だったら、おそらくこの無料サービスの要求を受けていたはずです。

もちろん会社には言えないので、自分ができる範囲内という限定付きではあります。

同じ人間が立場(働き方)が変わっただけでこのように変化するものでしょうか?

そもそも会社員とフリーランスにとってそれぞれ仕事の目的が異なってきます。

  • 会社員・・・顧客とのつながりが最も大事(営業成績のため)
  • フリーランス・・・自分の労働によって対価を受け取ることが大事(収入を得るため)

つまり会社員はどれだけ働いても給料が変わらないため、サービスの一つや二つ受けたところで問題がありません。

それよりもサービスを断ることによって、顧客との信頼関係が壊れてしまう方が問題です。

もし会社員であれば顧客との信頼関係が壊れると、非常に面倒なことになってしまいます。

  • 自分の営業成績が下がる
  • 状況次第では顧客と口論になる
  • 顧客を失ったことで会社や上司から怒られる

でもフリーランスからすると、このようなことはどうでもいいことです。

それよりも働いた分だけ収入が変わるため、タダ働きは一切お断りする必要があります。

もちろん顧客との関係が壊れることは避けたいところですが、仕事に値する対価をもらわなければ意味がありません。

この考え方の違いをボクはフリーランスになってから初めて気がつくことができました。

労働時間の感覚がマヒすることは恐ろしい

話がかなり逸れましたが、実はこの話と残業代ゼロは根本は同じだと思っています。

残業代ゼロっていわばタダ働きです。

もしアルバイトや会社員に残業代ゼロという名のタダ働きをお願いしたらどうなるでしょうか?

  • アルバイト→100%お断りする
  • 会社員→誰も断ったり怒ったりしない

この対照的な関係はすごく不思議なことです。

なぜ会社員が断らないかというと、残業を断ることによって会社との信頼関係が壊れてしまう可能性があるからです。

しかもせっかく保障されている生活(給料)がなくなってしまう可能性すらあります。

つまり会社員として生活が保障されていると、労働時間の感覚がマヒしてしまうということです。

残業や給料に全く不満がなかった会社員時代

この労働時間の感覚マヒに会社員時代のボクはどっぷりとはまっていました。

毎月の給料はとても安かったです。

  • 月給→手取り約22万円(在籍6年)
  • ボーナス→手取り約26万円(年2回)

もちろん周りの同僚たちはこの金額に不満をもっていました。

しかしボクは給料や残業に全く不満を持っていませんでした。

なぜならいつも過去のフリーター時代の自分と比較していたからです。

詳しくは以下の記事で解説しているので良かったらご覧ください。

【比較相手が大事】会社員時代の給料に不満を持たなかった理由ボクは会社員時代に広告代理店で6年間働いていて、辞めるときの手取り月収は約22万円でした。 入社当時は手取り17〜18万円ほどだっ...

会社員時代には全く気がつきませんでしたが、給料という名の鎖でしばられる残業代ゼロってとても恐ろしいことです。

これは完全に経営者の発想です。

おそらく経営者がもし自分が従業員の立場だったら、タダ働きをするでしょうか?

絶対にしないはずです。

それを自分の会社の従業員にやらせようというのですから非常にタチが悪いです。

ボクはフリーランスになってようやくまともな価値観を取り戻すことができました。

これは誰からも依存せずに、自分の力でお金を稼いでやっていくことができているおかげです。

  • 会社からの給料に依存する
  • 取引先からの仕事に依存する

このような状況だと、労働時間のマヒに陥ってしまいがちです。

ボクの場合、今ではタダ働きは本当にやる気が起きないので、今後も対価をもらいながら仕事を続けていくつもりです。

最後に

日本には残業代をきちんと支払う会社はあるものの、なぜか素晴らしいと賞賛されがちです。

でもこれって当たり前のことであって、むしろ残業代ゼロを是正しないとおかしいはずです。

会社員によって給料でしばられていることはとても危険なことだと改めて感じました。

フリーランスになる、もしくは副業などで給料以外の収入を得る方法を探していく必要があります。

そうしないとこれからも残業代ゼロによってどんどん搾取されていくことになってしまいます。