マインド・考え方

【マネするポイント】単なるパクリではオリジナルを超えられない

至るところでよく言われる言葉に次のようなものがあります。

『成功したいなら成功者のマネをしろ』

でもボクは他人のマネをするときに、単なるパクリになってはいけないと考えています。

他人のマネをすると言っても案外難しいものです。

そこで今回は、他人をマネするときに大事なポイントについてお話したいと思います。

単なるパクリではオリジナルを超えられない

単なるパクリというのは、要するに何も考えずにそのままマネすることです。

なぜ単なるパクリが良くないのかというと、結局のところ、それではオリジナルを越えることがないからです。

例えば2011〜2012年頃からAKB48が日本中で大ブームとなりました。

その後日本中にAKBグループをマネしたアイドルがたくさん出てきました。

マネというのは例えば次のようなことです。

  • 名前を◯◯◯48にする
  • 握手会を行う
  • 総選挙を実施する

でも残念ながら、マネをしてAKB48を越えてきたアイドルは一つもありませんでした。

当時AKB48と同じくらい人気になったアイドルを言えば、全くコンセプトが違うももいろクローバーZくらいです。

作詞家でありAKBグループのプロデューサーである秋元康氏は次のような名言を語っています。

「みんなが集まっている野原には野イチゴはない」

つまり単なるパクリではオリジナルを越えることはないということです。

他人をマネするときに大事なポイント

他人単なるマネではオリジナルを越えることはありません。

でも完全にゼロから何かを生み出すことができないのもまた事実です。

そのためにはインスピレーションを受けるという意味で、ときには他人をマネすることが必要になってきます。

そこでボクが考える、他人をマネするときの大事なポイントは以下の2点です。

  1. 上手くいっている人の思考を学ぶ
  2. いくつかマネして組み合わせる

それでは順番に説明していきます。

ポイント1:上手くいっている人の思考を学ぶ

他人のマネをするときに最もありがちなのが、結果だけをマネしてしまうことです。

AKBグループの握手会や総選挙をマネをしたアイドルはまさにそれです。

大事なことは、上手くいっている人がそこに至った思考までを学ぶことです。

  • 『なぜそうなったのか?』
  • 『なぜそうすることが良いのか?』

このような思考まできっちりとマネするべきです。

なぜ結果ではなく思考をマネするべきなのかというと、自分に置き換えることができるからです。

例えばブログのやり方をマネしようと思ったとします。

結果だけをマネしようとする人は、他人のブログのコンテンツをマネしようとします。

  • 『どんな記事を書けばアクセスが集まるのか?』
  • 『どんな記事を書くとお金を稼げるのか?』

このように考えて、結果である記事の中身をマネしようとしてしまいます。

でもそのやり方だと案外上手くいかないです。

なぜならすでにその記事は世に出てしまっているからです。

それをパクっても仕方がありません。

そうではなくて思考をマネすることが大切です。

  • 『ユーザーを惹きつけるタイトルのつけ方は?』
  • 『どのようなブログの構造をすればアクセスが集まりやすいのか?』

このように根本部分であるシステムをマネして自分に置き換えることで、早く結果が出せるようになります。

アイドルがAKB48のマネをしても全く本家を越えることができなかったのは、結果だけをそのままマネしたからです。

マネをする=研究をすること

島田紳助さんが以前語っていた話です。

紳助さんは高校を卒業後、大学入りが決定していたにもかかわらず、テレビで島田洋七さんを見て入学をやめて芸能界入りを決めたそうです。

「島田洋七を倒すために自分の青春をかけよう!」

それからすぐに洋七さんと同じ師匠に弟子入りした紳助さんは、ずっと弟弟子として師匠ではなく洋七さんの後ろを付いて回っていました。

そして紳助さんはずっと洋七さんのあとをついて、舞台袖からB&Bの漫才を研究して、全く同じ漫才の方法で紳助竜介をブレイクさせました。

でもあまりにも同じやり方をする紳助さんに洋七さんはついに、『パクるな!』って言ったそうです。

それに対して紳助さんは次のように言いました。

「ネタはパクってません。システムをパクったんです」

ボクは他人のマネをするというのを次のように解釈しています。

他人のマネをする=他人を研究すること

ですのでどんどん他人を研究して他人の思考をマネしていけば上手くいくのではないでしょうか。

ポイント2:いくつかマネして組み合わせる

ジェームス・W・ヤング氏は著書である『アイデアのつくり方』で次のように語っています。

『新しいアイデアはある既存の要素を組み合わせて出来るものである』

つまりゼロから何かを成し遂げようとすることは事実上不可能に近いということです。

ボクは会社員時代に広告代理店で働いていました。

自分の顧客の広告は自分で企画するのですが、入社当初は素人同然でした。

しかしできないと言えば仕事にならないため、何とかして自分で広告を作る必要がありました。

そこでボクは他の様々な広告を探して、組み合わせて一つの広告を作るということをよく行っていました。

それぞれの良いところを組み合わせることで、全く別の作品を作り上げることに成功しました。

ですので始めたばかりの仕事などでは、様々な人たちの良いところだけをマネすると良い結果が生まれるはずです。

引き出しがゼロだと新しいアイデアが生まれることはないので、最初のうちはマネして取り入れることは必要だと思います。

なお詳しくは以下の記事でも解説しています。

【基本を知る】初心者クリエイターは他人をマネてこそ成長できる現在では多くのフリーランスがいますが、最も多いのが何らかのクリエイティブな仕事です。 デザイナー ライター カメラマン ...

最後に

冒頭でもお話ししたように、単なるマネはオリジナルを越えることはないとボクは常に考えています。

では上手くいくために完全にゼロから作ってマネはいけないかというと、必ずしもそうでもないとも思っています。

自動車を作ったのはヘンリー・フォードではありません。

自動車を作った先駆者ではないヘンリー・フォードが成功したのは、自動車の大量生産を実現したからです。

やはり上手くいくためには、他人のマネも自分の頭で考えることもどちらも必要なのではないでしょうか。