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【しつこいと逆効果】約40%がリマーケティングを嫌っている

現在のWebサービスの多くは無料でサービスや情報を提供しています。

そのために欠かせないのが広告収入です。

またネット上で何か商品を販売しようとするときにも、広告が必要なものになっています。

そんな広告において欠かせないのがリマーケティングです。

ところが調査によると、ユーザーの約40%がリマーケティングを嫌っているようです。

そこで今回は、リマーケティングによる広告はしつこいと逆効果になってしまうという話をしたいと思います。

そもそもリマーケティング広告って何?

 
『リマーケティング』という言葉の意味を知らない方のために、簡単に説明します。

どこかのサイトだったり、誰かのブログでよく見かける広告がGoogleアドセンスです。

このGoogleアドセンスですが、なぜかいつも同じような広告が表示された経験はありませんか?

それはなぜかというと、Webサイトを閲覧した履歴に基づいて広告が表示される仕組みになっており、

この方法をリマーケティング広告と言います。

ちなみにGoogle広告ではリマーケティングについて次のように説明しています。

『リマーケティングは、以前にお客様のウェブサイトやモバイルアプリを利用したユーザーとつながるための方法です』
『リマーケティングを使うと、こうしたオーディエンスが Google またはパートナーのウェブサイトを閲覧する際に、戦略的に広告を配置できるため、ブランド認知度を高めたり、購入を促したりすることができます』

基本的に広告は、そのユーザーが興味を持っているものでなければ、クリックされる可能性が低くなってしまいます。

そのため閲覧した履歴を元に広告を表示すれば、

そのユーザーが興味を持っている可能性が高いというわけです。

ですのでGoogleアドセンスに表示される広告の多くは、

過去に興味を持って検索したキーワードに関連したものが表示されています。

広告では一般的に、ユーザーに対して何度もアピールすることでより強く印象付けることができるとされています。

だからこそこのリマーケティング広告は収益を上げるために、非常に有効な手段となっているのです。
 

ポイント

リマーケティングは広告収益を上げるために欠かせない手段

消費者の40%がリマーケティングを嫌っている

 
広告収益には欠かせないリマーケティングですが、実際には消費者が嫌っているというデータもあります。

アメリカの『Intent Lab』は、リマーケティングによって消費者がブランドをどのように認識するかを調査しています。

この調査によると、消費者の約40%は同じ広告を何度も見ることを嫌っていると回答しています。

実際の結果は以下のようになっています。
 

調査結果

リマーケティングを好む・・・約34%
リマーケティングを嫌う・・・約37%
どちらでもない・・・約31%

もしかすると、『リマーケティングを好む人は意外と多いな』って思われたかもしれませんが、これはカテゴリーによって異なるようです。

実際カテゴリーによって、これだけの違いが生まれています。
 

好むと回答した人の割合

アパレル・・・37%
エレクトロニクス・・・35%
金融機関・・・6%

確かにボクの場合でも、ファイナルファンタジーの広告であればクリックしてしまいます。

しかし証券会社などの広告であれば絶対にクリックすることはありません。

そういった結果が、金融機関のリマーケティングを好む割合の6%に表れています。

ですので元々ファンが多いようなジャンルの広告であれば、リマーケティングはそれほど気にならないようです。

リマーケティングを嫌う人が起こす行動とは?

今回の調査ではリマーケティングを嫌う人が多いという結果になっていますが、

一方でリマーケティングがブランドイメージに大きな影響を与えないことを示唆しています。

回答者の約53%が、リマーケティングはブランドに対して影響を及ぼさないと言及しています。

しかしながら回答者の40%は、リマーケティングを煩わしいものとして挙げています。

それではリマーケティングを煩わしいと思っている人はどのような行動を取るのでしょうか?

以下は調査結果にてわかった行動です。
 

行動に関する調査結果

広告をクリックしなかった人・・・約41%
メールアドレスの提供を拒否・・・約31%
Webサイトへの訪問をやめる・・・約20%
SNSでイイねや共有をしない・・・約16%
表示しないようにさせる・・・約16%

広告をクリックしない人が4割もいるということは、もはや広告収入を期待することはできません。

またなぜリマーケティングを嫌うのか理由についての調査結果も出ています。
 

理由に関する調査結果

プライバシーに関する懸念・・・約46%
サイトそのものにイライラする・・・約40%
購入しないことをすでに決めている・・・約34%
新しい広告が見たい・・・約22%
すでに購入済みの商品・・・約19%
購入するようにプレッシャーを感じる・・・約16%
情報を信用していない・・・約12%

結局のところ、興味のない人に広告を見せても、購入にはほとんどつながらないということです。

なぜなら興味のない人にとって広告は、信頼に値しないものだからです。

これはWebだけでなくどのような広告においても同じことが言えます。

最近ボクは、近所にある不動産会社のチラシがポストに頻繁に入っているのでイライラしています。

しかもデザインが毎回同じような感じなので余計に腹立たしいです。

リマーケティングを嫌う理由は人それぞれですが、

少なくとも広告を何度も見せる必要があるときには、ある程度の期間を空けた方が良いでしょう。

リマーケティングはどれだけの期間を空ければ良いのか?

最後にリマーケティングが嫌われないためには、どれくらいの期間を空ければ良いのかについても調査結果が出ています。

それによると、多くの消費者は1日1回を超えるリマーケティングはやり過ぎだと回答しています。

以下はリマーケティングを受け入れることができる期間についての調査結果です。
 

受け入れる期間に関する調査結果

1週間に1回・・・50%以上
1日に1回・・・約39%
2〜3日に1回・・・約24%

いろんなサイトを見ていると、時々1日に何回も同じような広告を見るときがあります。

しかしそれは完全にやり過ぎです。

調査結果を見る限り(Webの場合)、少なくとも1日以上は間を空けた方が良いようです。

まとめ

 
今回は主にWeb広告に関する調査をご紹介しましたが、

何度も何度も同じ広告を見せることは、しつこいと思われて逆効果になってしまいます。

そもそもボクは、商品に全く興味のない人を広告で興味のあるようにすることは不可能だと考えています。

しかし広告の出し方次第では、興味のある人までも失ってしまう可能性もあります。

そのため広告を出すときには、期間を空けたり、広告を変えたりするなどの工夫が必要です。