営業・広告

【広告の基本】小さな文字ほど重要なことが書かれている

家の中、街中、ネット上などあらゆるところに広告が掲載されています。

おそらく世の中が変わって形が変化したとしても、広告という存在は永遠になくならないとボクは思っています。

なぜなら商品をアピールしたいと考える企業がなくなることはないからです。

また一方では広告を見たことによって、自分が欲しいと思ったモノを購入する機会もあるかもしれません。

そして注意するべきなのが、広告では小さな文字ほど重要なことが書かれているということです。

そこで今回は、広告を見るときには小さな文字ほど注意して見るべきというお話をしたいと思います。

広告は小さな文字ほど重要な理由

人って何かを見るとやっぱりインパクトのあるものに目が行きがちです。

それは写真だったり、キャッチコピーだったり、特に大きく写っているものほどつい目が行ってしまいます。

でも実際には小さな文字ほど重要なことが書かれている可能性が高いです。

これは広告を作る側の考えを理解すればよくわかります。

ボクも広告代理店出身なのでわかるのですが、広告を作る側はこのようなことを考えています。

  • 『どうすればこの商品をもっと安く見せられるだろうか?』
  • 『どうすればこの商品をもっと良く見せられるだろうか?』
  • 『多くの人の目に付く方法はないだろうか?』

このように考えると、当然アピールしたい部分を大きく掲載しようとするはずです。

例えば下の画像はauの料金プランです。

au公式サイトより

この広告はホームページに掲載されているもので、新しくNetflix付きのデータMAXプランが始まったことを伝えています。

この広告でau側が伝えたいことは主に以下の通りです。

  • データMAXプランのNetflixパックが2019年9月13日より受付開始!
  • データ容量の上限なし!
  • この特別パックが4,880円で利用できる

つまりまとめると、au側がユーザーに知って欲しいことはこういうことです。

『Netflixが付いたデータ容量の上限がないプランが4,880円という安い金額で登場!』

「こう言いたいならこのように直接表現すればいいのでは?」と思われるかもしれません。

でも実際のところ、様々な条件があるために誤解を生じる可能性があるためできません。

携帯ユーザーは人によって条件が変わってしまうため、月額料金も変わってきてしまいます。

だからこそ『4,880円〜』という表現がされています。

そこを上手く表現して、ユーザーに意図することが伝わるようにするのが広告業者の仕事というわけです!

広告は誤解を招く表現を使わないようにして最大限アピールする必要がある

広告の基本はいかに良く見せるか

広告では良い点をユーザーにアピールするために、デメリットを小さく書く必要があります。

今回のauの料金プランも、ユーザーにとって不利なところは小さくしっかりと記載されています。

実は今回のプランは7ヶ月目以降は無条件で5,880円/月~になってきます。(画像青枠)

永久的に4,880円だと思って契約してしまうと、7ヶ月目以降から請求される金額が変わって驚くことにしまいます。

auの内部事情はわかりませんが、ボクはこのように疑ってしまいます。

『広告で4,880円〜と表現したいがためにわざと最初の6ヶ月間は安くしているのではないか?』

さらに「2年契約N」適用時の料金は7,880円/月で、月額3,000円もアップしてきます。(画像赤枠)

※2年契約Nとは・・・総務省から指導されて新設した解約金が1,000円になるというもの

要するにいつでも契約を解約できる代わりに、月額料金がその分かなり上がってしまうというわけです。

小さな文字で書かれていれば問題ない

広告を作る側のボクからすれば、無意識に小さい文字を見るようにしてしまいます。

しかし普通のユーザーはいちいち小さな文字を読もうとしません!

でもこのような広告であっても全く問題ありません。

たとえ小さな文字でも記載されていることに変わりはないからです。

『注意書きは◯pt以上で書かなければいけない』

こんなことが書かれている法律はありませんからね。

ということでもし何かを購入するときには、小さな文字まで意識して見るようにすることをオススメします。

一方でもし広告を作ることになったときには、こういうことを意識すると良いものが作れます。

  • ユーザーに伝えたいことは大きく書いてアピールする
  • あまり伝えたくないことは小さく書いて目立たないようにする
  • 料金は最も安い金額を表記する

広告の基本は印象と情報を操作することです。

いかに伝えたい情報を上手く伝えて、ユーザーの印象を操作することが広告では重要です。

最後に

『良い点は大きく書いてアピールし、悪い点は小さく書いて目立たなくする』

ボクが広告代理店に入社したとき、一番最初に知ったのがこの方法です。

それ以来ボクは、小さな文字ほど広告では重要なことが書かれているという認識で見てきました。

こういった小さなことでも知っておくと、契約した後に後悔することがなくなるのではないでしょうか。